日本スポーツ・ボランティア・アソシエーション
宇佐美彰朗 夢を語る
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NSVAが協力した「東京シティロードレース2003」

大会名称 :東京シティロードレース2003 江戸開府400年記念大会
日時 :2003年5月18日(日) 午前9時30分スタート
会場 :日比谷公園スタート、国立競技場ゴールの10km
主催 :東京シティロードレース実行委員会
 
(東京都、東京陸上協議会、日本障害者スポーツ協会、江戸開府400年記念実行委員会、東京新聞・東京中日スポーツ)
協力 :NPO法人日本スポーツボランティア・アソシエーション
大会種目 :一般の部   10km 男女   5000人
:車椅子の部  10km 男女    50人
:視覚障害者の部10km 男女    50人
:知的障害者の部10km 男女   100人
:移植者の部  10km 男女    50人

車椅子のランナーも整列  スタート

交通整理もボランティア
伴走ボランティアで大活躍のNSVA
   恒例のレースとはいっても、今年は「江戸開府400年」という冠もついていました。5月18日は絶好のマラソン日より。ゲストに高橋尚子や谷川真里を迎えて、全国から6000人を超えるランナーが一堂に会し、東京のど真中を、車道を独占して走る夢のレース。スタートから車道はランナーでびっしり埋まって、立錐の余地もありません。わがNSVAも赤いTシャツを着て、伴走に受付に誘導にとフル活動でした。

 ランナーの参加資格といえば16歳以上、10kmを1時間40分以内で完走できることだけ。車椅子でも視覚障害でも知的障害でも、臓器移植のランナーでも、スポーツボランティアの協力さえあれば、参加できるのです。

 なんで大勢が集まって走らなければならないのか、そんな疑問を持つ人にはいいたい。目がみえなくても、車椅子でも、人と触れ合い、同じ土俵で競い合うことは、こんなにも気持よく楽しいのだと。そして自分が走らなくても、そういう舞台をかげで支えることもまた、人間として楽しいのだと。

 今大会のボランティア参加は、公募約100人、日本体育大学生約250人、NSVA約200人。事故もなく成功裡に会も終了し、主催者からNSVAへ、協力を感謝するというメッセージが寄せられました。

車椅子ランナー 介助者と走る

伴走ボランティアと走る
いつの日か、都心をフルマラソンで走りたい!
   こうして一歩一歩、われわれの夢は実現に近づきつつあります。今は、主催者の都合で「市民レース」がいくつかに分かれていますが、それは主催者の都合でしかありません。「市民の手で、都心をフルマラソンで走りたい」と願って始めた単純な運動が、いつの日か実を結ぶことを祈っています。皆さん、頑張りましょう!

※NSVAの活動に触発されたという、生田實(「埼玉県三芳町グラウンドゴルフ連盟会長」さんから「スポーツボランティアに関する一考察」という論文が寄せられました。貴重なご意見として参考にさせていただきます。

宇佐美マラソン・スポーツ研究室
代表
宇佐美彰朗

〒160-0007 東京都新宿区荒木町1-22 四谷マンション101
電話&Fax:03-6380-5395
Mail:umaraton-sporto●honey.ocn.ne.jp
(●を@に変えて送信して下さい)


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